ご存知ですか?「カルシウムパラドックス」
パラドックスとは、「逆説」とか「矛盾」という意味で、「今まで常識と考えられていた事が実は逆だった」という意味です。



「カルシウムが不足すると骨に渡るカルシウムが減り弱くなる」という事はよく言われています。ですが、血管や脳では逆の現象がおこります
「カルシウム摂取量が不足すると、血管や脳のカルシウムは増える」
のです。

一見矛盾しているように思いますよね。これを「カルシウムパラドックス」と言いいます。

 
どういうことかというと、カルシウムの摂取量が不足すると、生命維持のため骨や歯からカルシウムイオンが溶け出します。骨から過剰にカルシウムイオンが放出されると、余分なカルシウムイオンが血管や脳、軟骨など通常はカルシウムが存在しないところまで入り込んでしまうという現象が起きてしまうのです。



骨粗鬆症の進んだ方のレントゲン写真をみると骨は薄くなっている半面、 すぐ横の血管が骨のように写っていたりするらしいです。もしくはカルシウム沈着によって骨が煙のようにぼやけてよく映らない場合も。


血管にカルシウムが増えると血管は硬くなり動脈硬化になります。また血液が通りにくくなるため高血圧症を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞の危険性を高めます。

脳の中にカルシウムが増えると脳細胞の働きが阻害されたり、細胞自体が傷つけられたりするため、記憶障害や認知症、アルツハイマー病などを発症しやすくなります。

軟骨にカルシウムが入り込むと、
軟骨は古いゴムのように硬くなります。固くなった軟骨は次第にすり減って行き、骨と骨が直接ぶつかって痛みの出る変形性関節症を引き起こします。
免疫細胞の中にカルシウムが入りこむと、免疫のシステムがうまく働かず、がん細胞などの増殖を抑え込む事も難しくなります。
このように、「カルシウム不足は殆どの病気に関連する」といっても過言ではないようです。


また、今まではカルシウムを摂り過ぎると腎臓結石ができやすいと信じられていましたが、実際はこの逆で「カルシウムが不足すると腎臓結石ができやすい」という事もわかってきました。
そもそもの話ですが、
「カルシウムを摂り過ぎている」なんて人はなかなかいないと思います。カルシウムは人体に吸収されにくい栄養素。そのため頑張って大量の小魚を食べたり牛乳を飲んだりしても充分摂取するのはなかなか難しいのが現状。
また加齢によっても吸収率は低下します。
20~30代で30%、40~50代で20%、60代~10%といわれています。


カルシウムはお肌のターンオーバーにも必要な栄養素でもあります。健康な身体とともに、健康なお肌にも無くてはならない栄養素です。
カルシウムがちゃんと摂れているか、いま一度、普段の食生活を見直しておきたいですね。
 


 
 

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