足つぼで「35度だった体温が36度台になってました」という方が続出!
体温が上がったのは、足に溜まった老廃物が崩れてきたので血液循環が回復したからなんですね。 そして体温が上がったということは健康体に近づいたということです!
最近は低体温の人が増えています。1950年代の日本人の平熱は36.89度でした。現在は製造が禁止されていますが、水銀体温計は37度が赤い文字になっています。これは37度が標準(平熱)だったということをあらわしているんです。
ところが、2008年度の医療機器メーカーの調査によると、平熱が36.14度まで低下しているとのことです。現在では37度台というと微熱、平熱が35度台の低体温の人にとっては発熱ですよね。
体温と体に起こる関係は以下のとおりです。
36.5度 健康体
36.0度 震えることによって体温を上げようとする
35.5度 排泄機能低下、自律神経失調症が出始める
アレルギー症状が出始める
35.0度 がん細胞が増殖しやすい温度
34度 水におぼれた人を救出後、生命の回復ができるギリギリの体温
33度 幻覚が出てくる体温
30度 運動機能・意識消失
29度 内蔵機能が止まる
27度 死体の体温
(「出典 石原結實著「どんな病気も温めれば治る」)
この様に体温が下がるほど健康から遠ざかります。36.0度になると体温を上げようと筋肉が震えてきますし、35.5度になると排泄障害が起きたり、アレルギーが出現したりします。人間の身体というのは上手くできていて、こういう反応を起こすことで身体は健康な状態に戻そうとするのですね。でも、いつまでも低体温ということは、その力が弱く戻せずにいるわけです。体温が0.5度下がるだけでも異常な状態のはずなのですが、現代人は簡単に36度ラインを超えているんですね。それで身体が慣れてしまっている。化学調味料やサプリメントなどの化学物質、糖質のとりすぎ、歩かなくなったことなどの運動不足・・・原因はいろいろあると思います。
体温が低くて一番怖いのが免疫力の低下だと思います。免疫はあらゆる病気から守ってくれる強い味方です。ところが、体温が1度下がると免疫力は30%ダウンします。
例えば日本人の死因1位のがん。がん細胞は健康な身体でも毎日私たちの身体の中に発生しています。その数約5000個。それを免疫が片っ端から処理して殺してくれているのです。毎日5000勝0敗の連勝記録(!)を続けてくれているので健康体が維持できているのですね。体温が1度下がると免疫の活動は30%ダウンします。免疫の連勝記録が途絶えたとき、殺し損ねたがん細胞が成長し、検査で発見できる大きさまでになると「○○がん」と診断されるわけです。免疫が取りこぼしを起こす境界線が35度。体温が35度台が普通って怖いと思いませんか?
そして死因第3位の肺炎。西田俊之さんや坂東玉三郎さんのCMで有名になった肺炎球菌のワクチン接種。「肺炎は日本人の死因の第3位です」と不安をあおるCMですよね。肺炎球菌そのものはありふれた菌です。なにも65歳になったから急に肺炎球菌になるやすくなるわけではなく、要は免疫力が落ちて感染しやすくなるだけの話。インフルエンザと同じで、ワクチンを打ったから身体にバリアができるわけではなく、やはり最後は免疫力がモノをいうということです。
ちなみに厚生労働省の資料によると肺炎は65歳以上の死因第3位みたいです。割合で14%。ですが内訳をよく見ると、その6割以上が「誤嚥性肺(ごえんせいはいえん)炎」、つまり食べ物でノドをつまらせて炎症を起こしたもの。そして肺炎球菌による死亡は肺炎の2割強。つまり、全体の死因の3%、100人中3人程度でしかないわけです。
たしかに肺炎は死因第3位ですが、「肺炎球菌が死亡原因の第3位」と誤解してしまうCMではあると思います。
もちろん数%だからと無視していいとはいいませんが、CMを見るたびに「不安をかなり煽りすぎていませんか?」「ワクチンを売りたい製薬会社の思惑が強すぎませんか?」と思いたくなります。ワクチンよりも免疫力を落とさない、または鍛える方が優先です。
ところで、がん治療は最近、がん細胞を温めて死滅させるハイパーサーミア(がん温熱療法)という治療法が注目されています。がん細胞を高周波で加熱して死滅させようという療法です。昔から、がん細胞は39度で死滅するすることが分かっていました。ですが、医学や科学の力では効果的に温める方法が見つからなかったのですね。外から直に加熱する程度では、がん細胞のある深さまで届きません。そこで登場したのが高周波治療器。電磁波や超音波を用いて内部から温めようということです。
面白いのが、2016年11月6日放送の初耳学という番組で紹介されていたのですが、この高周波治療器をマクドナルドが導入しているらしいです。牛肉パティは海外から冷凍された状態で輸入され、国内で解凍するのですが、この機械のおかげで内部まで均一に熱を加えることができ、表面から解凍をおこなうのに比べて肉汁の出る量が非常に少なくなったとのこと。旨みをぎゅっと閉じ込めたおいしいハンバーガーを作れるようになったというらしいです。
がんになればこの機械に頼ればいいのかもしれませんが、やはり大切なのはガンにならない身体になること。患ってから慌てるよりも免疫が最大限に活動できるように、自分の身体を温かい状態にすることです。
そのためには身体の隅々にまで熱と免疫が届く、血液循環の良好な身体にすること。つまり足つぼ(足もみ)です!巡りを阻害している原因=足裏に溜まった老廃物を崩さないといけないわけです。
足つぼで老廃物が崩れて足が柔らかくなれば、ほぼ全員「夜寝つきがよくなった」「季節の変わり目で風邪をひかなくなった」「体温が36度になった」「疲れにくくなった」「朝起きたら疲れがとれるようになった」という変化を実感されています。
白くて冷え冷えの足を、2年かけてようやく温かく柔らかい足になった方もおられます。足裏の掃除は根気の要る作業だとは思いますが、それだけの価値はありますよ。
まずはご自分の体温が36度台かどうかの確認を。
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