夜にトイレのために起きないといけないというのは、ストレスも溜まりますよね。グッスリ眠れないと疲れもとれませんし、お肌のターンオーバーも鈍くなります。
夜間頻尿の定義は「夜、眠りについてからトイレに行く回数が1回以上で、そのことが生活の質を落としていると感じている状態」(日本泌尿器科学会)とされています。
夜間の尿意は、成人の3人に1人が抱える一般的な問題になっているそうです。日本排尿機能学会の推定によると、日本では4,500万人が夜間頻尿に悩まされていて、「生活の質にまで影響している」と感じている人は、60歳代だと男性の約80%、女性の約40%もいるとのことです。男性の割合が女性の2倍と多くなっているのは、前立腺の肥大が膀胱を圧迫していることも関係しているのだそうです。
腎臓には体の水分を調節したり老廃物を尿として排泄する機能があります。身体に必要な水分の供給源であり、不要な水分を尿として排泄してくれるんですね。 加齢とともに、多くの臓器で機能障害が出現します。 腎臓も例外ではないので、この機能が低下し、頻尿などの症状が表れるというわけです。
でも、歳をとると仕方がないものだと諦めていませんか?
確かに、尿を作る腎臓は加齢とともに機能が低下しやすく、原因は様々でも、
結局のところ、腎機能の低下=血液循環の不良というところに行きつきます。
そして、人間の体温は午前3時から4時の夜明け前に一番低くなります。あなたの体温は36度ありますか?でも触れましたが、体温が低下するほど人の身体は死に近づきます。事実、人が最も多く死亡する時間帯でもあります。 そして、雨にぬれると体が冷えるように、水はカラダを冷やします。そのため私たちの体は冷えると「病気にならないように」極端な話になると「死なないように」冷えの一因である余分な水分を体外に排泄してこれ以上冷やさないように尿意をもよおす。 これが夏より冬にトイレに近くなるの要因のひとつです。
つまりは夜間頻尿は身体が冷えていることが一番の原因で、体が温かくなれば治まるはずですし、実際に、足つぼ(足もみ)によって血の巡りがよくなり、身体の冷えがとれると、夜間頻尿はなくなったと方は続出しています。
夜間頻尿克服も血液循環がカギです。血液循環を阻害する要因の8割は足裏の老廃物。これを徹底的に取り除くことが重要だということということです。
足つぼをした直後、ほとんどの方に共通する変化として、その夜には「夜トイレで起きることがなくなった」「ぐっすり眠れた」という感想を頂きます。
足つぼ(足もみ)は、体質改善を目的にしているので、
いろいろな症状の改善効果を実感するのに時間がかかるものなのですが、不眠や夜間頻尿には即効性があると言っていいと思います。比較的短期間で改善が期待できます。
また、足(特にふくらはぎ)に水がたまる、いわゆる「むくみ」が原因の夜間頻尿もあります。
立っている状態で重力の影響で足に溜まった水分が、横になると腎臓・膀胱に流れ込むことで起こる尿意ですが、やはり、これも足をよく揉んで、むくみをとり、むくみにくい身体をつくることで回避・予防できますよ。
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