痛い足つぼが痛くなくなってきたとき（痛いことは痛いのですが、その痛みの質が変わったとき）、ほぼすべての女性に「生理痛がなくなった」「こんなに軽いのは初めて」という変化を実感していただけています。

生理痛。時間が経てば痛みが治まるだけに、我慢してしまう人が多いかと思います。痛み止めのお薬を使ってしのがれている方も多いと思います。

「酷いときには冷や汗と手足のしびれが止まらない」
「お腹と腰が 砕けそうなくらい」
「30分くらいトイレで動けない」
「何度か救急車で運ばれました」という極端な経験をされたかたも。
ですが、この様な重症の方がいるかと思えば、「生理痛は経験したことない」という方もいます。
何が違うのでしょう？

生理（月経）は、排卵のあと、子宮内膜に受精卵が着床しなかった時に、古くなった卵子といっしょに内膜を剥がして、膣から体外に排出する現象のことを言います。
この一連の流れがスムーズであれば痛みはでません。子宮に必要な血液が集まり、子宮内膜がスルリとはがれて、血液と一緒にツルッと流れてしまうのが理想です。
ところが、子宮が冷えていると生理の一連の作業は緩慢になります。子宮の壁から内膜がスムーズに剥がれず、強引に「ベリベリッ」と剥がす感じになるので痛みが発生するのですね。

やはり生理痛も血液の循環が悪いのが原因です。冷え性の方に生理が重い方が多いです。血液が行き渡ってこないので、栄養も不足して張り・弾力がなく、剥がれるものはきれいに剥がれず、剥がれたものが出てゆくところは、腫れて狭くなっていたりしてスムーズに出て行かない。とにかく循環が悪く子宮が冷えているのです。
逆に血液の巡りがよくなれば生理痛ともおさらば、というわけです。

ところで、「頭痛や生理痛、肩こり、腰痛などに使う痛み止めの怖さについて」の記事でも触れましたが、痛みは身体を修復するときに起きるのです。
血液が痛みのところに集合して、より多くの酸素と栄養を補給しようとします。そうして大量に血液を送ろうとするため血管が拡張し、血管の周りの神経を刺激してしまうため痛みになるわけです。つまり、痛みが大きいほど「ベリベリッ」と剥がれて傷ついた患部を修復する作業が、急ピッチで進められているということです。

生理痛のお薬には、ほぼ次の成分が入っているはずです。
ロキソプロフェン（ロキソニン）
アスピリン（アセチルサリチル酸）
イブプロフェン
エテンザミド　　などなど。

これらは血流を抑える、意図的に悪くする効果があります。血流を抑えて血管を収縮させて、血管と神経を離しているだけなのですね。
痛みをこれらの鎮痛剤で抑えると、症状は楽になりますが、血の巡りは悪くなるので治癒は当然遅くなります。
風邪を引いたとき風邪薬は諸症状を緩和してくれるのは良いのですが、風邪の治りは遅くなるのと同じです。

カラダは頑張って治そうとしているのに、それをお薬は邪魔をする。それどころか血の巡りを悪くしているので余計に身体を冷やす＝生理痛をさらに大きくしてしまうカラダになってしまうという悪循環です。

子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣脳腫や不妊症、子宮がんといった婦人科系の不調の初まりが生理痛といってもいいくらい「いつものことだから」と軽く見てはいけません。

きれいに剥がれず内膜の一部が残ってしまい、それが子宮内に潜り込んで小さな擬似子宮を作るのが子宮内膜症。 血液循環が悪く、本来体外へ捨てられるべきモノが子宮に捨てられ溜まったものが子宮筋腫。血の巡りが悪いため子宮＝赤ちゃんのベッドに栄養が届かないのが不妊症の原因とみると、「たかが生理痛」、「体質だから」「昔からこうだから」で済ますのは危険だと思います。

とにかく血液の循環を阻害しているものを取り除き、阻害しないような生活をしていないか、生活習慣を改めないといけません。
お薬では解決しませんよ。むしろ解決から遠ざかります。

足つぼ（足もみ）で足裏にたまっている老廃物を取り除けば、血行は戻ってきて、子宮へ流れ込む血液も回復し生理痛とは無縁のカラダの出来上がり。将来の子宮のトラブルも回避できるはずです。実際に「重い生理痛が軽くなった」、「まったくなくなった」、「お薬に頼らなくても平気になった」という方が続出です。

ただし、最初の数回は例外なく激痛を伴う足つぼになると思います。
「生理痛を改善するのに痛い思いをするのか。結局痛いのか」と思われそうですが、痛いのは血液循環を悪くしている老廃物がたっぷりあるから。この老廃物を取り除いていくのが足つぼ（足もみ）です。かならず痛みは小さくなっていきます。痛みが小さくなるころには長年悩まされてきた生理痛ともさよならです！