足つぼに通っていただいて、普段のお手入れにはリスブラン。喜ばしいことにこの組み合わせで脱ステロイド→アトピー克服が相次いでいます。早い方で1ヶ月で変化を実感できたという方もいれば、3年かかってやっと変化の兆しが見えてきたという方もいたりと、個人差は大きいですが、アトピーは血液の汚れが原因で、克服するためには血液の淀みない流れと浄化が必要不可欠で、その最善の方法のひとつが足つぼ(足もみ)だと思います。
最初は激痛を覚悟していただくのですが、その痛みの先にはこんな変化が起きてくれます。
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→ 足つぼ(足もみ)でアトピーが消えていく様子
この記事にあるように、早ければ1ヶ月で見る見る変化が表れる方もいれば、なかなか目に見える変化が現れず、数年かかってようやく兆しがでた方など、効果が実感できるには個人差があります。ですが、本来持っている治癒力が必ず回復させてくれます。 こうなると脱ステロイドを果たすだけでなく、ほかの不調も消えているはずです。
ところで、アトピーを治したいと思ったら、次の3科にかかるのが一般的だと思います。
・皮膚科
・内科(または小児科)
・アレルギー科
・皮膚科
まず「皮膚の病気だから」ということで皮膚科に行く人がほとんどだと思います。皮膚科というのは皮膚に関する病気を治療する科ですよね。
西洋医学では「なぜこの病気が出たか」よりも、現在患者が悩んでいる症状を消すことに重点を置きがちで、皮膚科ではこの傾向が顕著な印象があります。どうも皮膚科では「皮膚の病気で命を落とすことはほとんどない」と考えられている節があり、検査や治療も他の科とは違った方法がとられます。診察では皮膚に起きた発疹をじんましん・湿疹・アトピー・乾癬などと区別はしますが、痒み、炎症、化膿をまず止めることを最優先とし、そのため、どうしても抗ヒスタミン剤やステロイド剤を投与することに頼りがちです
ステロイド剤は、とりあえずの症状を抑えることはできますが、一箇所で症状を抑えても身体は「老廃物の出口」を探して別の場所から老廃物を出そうとしたり、出す力を強めて、より酷いアトピーに発展します。
薬そのものも肝臓で解毒化できればまだいいのですが、処理が追いつかず皮膚の中で腐食してしまうと皮膚を変色させてしまいます。ステロイド使用期間が長い人ほど膚が赤くなったり紫色になっているはずです。 治療目的で使用したはずの薬剤が、むしろより症状を悪化させてしまうわけです。
(関連記事:使い続けると怖いステロイド)
・内科(または小児科)
そして内科。内科ではアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーが主たる原因として捉えています。
そのため、治療の中心は食事療法となってしまいます。検査でも血液検査によって、厳密に食事制限の指導が行われます。アレルギーの原因と疑われるような食べ物についても禁止されますから、食べられるものがほとんどなくなるという、ウソみたいなことになってしまいます。皮膚科と違うのは外用薬(塗り薬)の投与にあたっては、それほど強いものは投与しませんし、むしろ非ステロイド系のものを使うのが普通です。
また、アトピー性皮膚炎の原因は食物アレルギーで有るという考え方は小児科を中心に主張されてきた経緯もあるので、小児科も食事療法がメインになることがほとんどだと思います。
・アレルギー科
「アトピー性皮膚炎がアレルギーのためだ」と考えている人は、アレルギー科を訪れるでしょう。
このアレルギー科でのアトピーに対する治療の中心は食事療法と家ダニ、ハウスダストのようなアレルゲン物質を取り除く治療法になります。1日何度も掃除機をかけたり、アレルゲンが舞わないように一つひとつの動きに神経質にならないといけなくなり、自宅でもリラックスできない生活が何年も続くのですから滅入ってしまいます。
このように、病気はアトピー性皮膚炎という診断は下っても、その診断をした科によって治療法がまったく違うという不思議なことがおきているわけですね。それにどれも根本的に解決しているとは思えません。
東洋医学では、アトピーをはじめとする皮膚疾患は通常腎臓~膀胱で捨てられるべき老廃物が、腎機能の低下によりスムーズに排泄できずに、皮膚から捨てようとする反応と捉えています。炎症も、本来皮膚で処理すべきでない老廃物(異物)を排除しようと、免疫機能が過剰に反応する結果と考えられています。
ステロイド治療薬は免疫機能を弱くすることで、炎症を発生させないようにしているだけで、根本的な解決にはならないわけです。治療薬自体も異物なので、最終的には肝臓や腎臓で処理されて尿として捨てられないといけないのですが、そもそもこれらの臓器の働きが弱っているので、体内に留まり続けることになります。
捨てるべきものは捨てられず、使った薬自体もゴミになって溜まっていきます。ステロイド治療歴が長ければ長いほど、皮膚の色が汚れていくのも当然です。
アトピー克服のためには腎臓機能の回復が重要ということになりす。老廃物を皮膚からではなく、ちゃんと尿として捨てられるようにしないといけません。加えて炎症を抑える副腎皮質ホルモンを分泌する副腎、化学物質を解毒する肝臓機能の回復も重要です。そして、そのカギは足裏にあるということになります。
足裏に溜まった老廃物を崩すことで全身の血液循環が回復します。血の巡りがよくなると老廃物の排泄を担う腎臓機能が回復します。加えて副腎と肝臓、免疫機能が大きく関わっている腸の反射区をしっかり刺激することで、これらの臓器を活性化させます。
対処療法ではなく体質を変えることになるので、もちろん時間はかかりますし、老廃物を崩す初期には激痛を覚悟していただくことになります。心地よい足つぼでは改善はなかなか難しいです。 痛みに驚いてリタイヤされる方も多いのも事実ですが、今後もずっと悩まされ、薬漬けのカラダになることを考えれば、ほんの数ヶ月だけ痛みに耐えていただきたいなと思います。 アトピーに限らず、トラブルを克服できた方は、この最初の痛みと好転反応を前向きに受け取り、根気強く続けていただいたという点は共通しています。
好転反応について
アトピーの方が強もみの足つぼをうけていただくと好転反応が出ることが多いです。ただ、その好転反応は人それぞれなので具体的にどういうことが起きるのかは正直なところわかりませんが、典型例として
・一旦アトピーが酷くなる
・熱や痛みが大きくなる
・いままで出なかったところにアトピーがでる
などです。
足つぼをすると身体は「出そう」とする反応が高まります。膿、目ヤニ、弁、汗、熱・・・アトピーの汚れもそうです。尿としてだせるようになるまでは、とりあえずの出口として皮膚から出そうとしますので、一見、「むしろアトピーがひどくなったのでは?」と不安になることもあります。ステロイド歴が長い方ほど、今まで皮膚奥に追いやって隠れていた汚れの量が多いので「出し切るまで」は不安との戦いにはなりますが、これらはいい方向に向かっている証拠なんですよ。
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